蓮田市の在宅医療・介護の進捗
15日19時からの「在宅医療・介護代表者会議」を傍聴しました。今までも私は出来る限り傍聴しています。
平成30年から本格実施となる介護保険の改正をうけ、蓮田市における在宅の取組の受け皿があるのか、事業実施に向けた事業所や医師の数や連携の仕組みは大丈夫なのかと心配もしていました。
この代表者会議は、医師、歯科医師、薬剤師、医療ソーシャルワーカー、看護士、介護支援員、保険所、自冶会長、民生委員等がメンバーです。
また、在宅医療・介護については、様々な事業所がメインの会議も継続して開催されていて、同じ事業所間で情報の交換や共有がされてきたり、異業種間でも情報の交換がされてきたとか継続してきたことの効果が確実に表れています。
蓮田市における在宅医療推進の流れは、
平成24年に厚労省の補助事業として、国立病院機構東埼玉病院が在宅医療連携拠点事業推進を開始した。蓮田、白岡、宮代が範囲。
平成25年~27年は、県の補助事業として蓮田市が在宅医療連携推進事業を実施した。蓮田、白岡、宮代の枠組みを保ち推進。
平成28年からは、蓮田、白岡、宮代が在宅医療連携推進事業を共同実施していく。
共同実施するとした理由は、
1、病院や訪問診療を行う診療所の数、訪問看護ステーションの数、介護関係事業所などさまざまな資源の状況から、蓮田市だけでの推進は難しいこと。
2、市民は、市の境を超えて医療・介護のサービスを受けていること。
3、蓮田市、白岡市、宮代町は、同じ群市医師会、同じ保健所の区域であること。
今迄からも、蓮田、白岡、宮代の事業担当者、東埼玉病院在宅医療連携推進協議会事務局員をまじえ、推進の枠組みについて協議をしてきた。共同実施する事業と、各町の独自性をいかし単独実施する事業を組み合わせて実施していく。 ということがわかりました。
国が医療も介護も在宅で・・・・・とかじ取りを変えた時、24時間在宅を支援してくれるお医者様や看護や介護を担う事業所はあるのだろうかと心配しましたが、
今、蓮田市の訪問診療を実施する病院・診療所の数は、 31か所。 在宅療養支援診療所の届け出機関は5か所。 届け出は出していないが、訪問診療をおこなう機関が、5か所。かかりつけの患者の臨時往診をおこなっている機関が5か所・・・・・です。
また、訪問看護ステーションも4か所になりました。
目下の課題は、在宅医療を推進する医師の組織や会議が設置されていないこと。2市1町の在宅医療推進拠点を東埼玉病院内に設置することの検討。患者情報の共有について、どのようなやり方がいいのかの検討。在宅医療支援ベッドの確保・・・・・など。
お医者様は、ただでさえ忙しいのに在宅医療が入ってくることで、どれだけ負担が増えるのかといった不安や24時間365日拘束されるのかといった不安などが、アンケート調査によって課題としてみえてきた。
以前、全国の在宅医療を先進的に行っている医者の勉強会に参加しましたが、たとえば内科医、外科医、整形外科医など比較的近い医師がグループで在宅医療を受けているケースもありました。そうすると医師も休める、いなくても受け持ちの患者を任せられるという利点がある。
また昨年秋に行政視察でお邪魔した滋賀県守山市では、患者ごとに主治医と副主治医をおいて、医師の負担を軽くしていると言っていました。
平成30年から、介護保険制度地域支援事業包括的支援事業がはじまります。 少しずつですが体制ができつつあります。
一方、要支援の人を地域で支援するしくみ・・・・・これも作っていかなくてはいけません。
これは今までの訪問介護と通所介護を、一部は従来通りの予防給付事業でおこなうが、一部は訪問介護、通所介護について新しい総合事業サービスと位置付けます。訪問型サービス、通所型サービス、生活支援サービスがあり、多様な担い手、ミニディ、介護事業所などが受け皿となります。
国は、 「元気な高齢者が支援が必要な人を支援をするしくみ」 といいます。 ただし「ボランティアで」とも言います。
こっちの仕組み、受け皿も考えていかなくてはならないのです。
平成30年から本格実施となる介護保険の改正をうけ、蓮田市における在宅の取組の受け皿があるのか、事業実施に向けた事業所や医師の数や連携の仕組みは大丈夫なのかと心配もしていました。
この代表者会議は、医師、歯科医師、薬剤師、医療ソーシャルワーカー、看護士、介護支援員、保険所、自冶会長、民生委員等がメンバーです。
また、在宅医療・介護については、様々な事業所がメインの会議も継続して開催されていて、同じ事業所間で情報の交換や共有がされてきたり、異業種間でも情報の交換がされてきたとか継続してきたことの効果が確実に表れています。
蓮田市における在宅医療推進の流れは、
平成24年に厚労省の補助事業として、国立病院機構東埼玉病院が在宅医療連携拠点事業推進を開始した。蓮田、白岡、宮代が範囲。
平成25年~27年は、県の補助事業として蓮田市が在宅医療連携推進事業を実施した。蓮田、白岡、宮代の枠組みを保ち推進。
平成28年からは、蓮田、白岡、宮代が在宅医療連携推進事業を共同実施していく。
共同実施するとした理由は、
1、病院や訪問診療を行う診療所の数、訪問看護ステーションの数、介護関係事業所などさまざまな資源の状況から、蓮田市だけでの推進は難しいこと。
2、市民は、市の境を超えて医療・介護のサービスを受けていること。
3、蓮田市、白岡市、宮代町は、同じ群市医師会、同じ保健所の区域であること。
今迄からも、蓮田、白岡、宮代の事業担当者、東埼玉病院在宅医療連携推進協議会事務局員をまじえ、推進の枠組みについて協議をしてきた。共同実施する事業と、各町の独自性をいかし単独実施する事業を組み合わせて実施していく。 ということがわかりました。
国が医療も介護も在宅で・・・・・とかじ取りを変えた時、24時間在宅を支援してくれるお医者様や看護や介護を担う事業所はあるのだろうかと心配しましたが、
今、蓮田市の訪問診療を実施する病院・診療所の数は、 31か所。 在宅療養支援診療所の届け出機関は5か所。 届け出は出していないが、訪問診療をおこなう機関が、5か所。かかりつけの患者の臨時往診をおこなっている機関が5か所・・・・・です。
また、訪問看護ステーションも4か所になりました。
目下の課題は、在宅医療を推進する医師の組織や会議が設置されていないこと。2市1町の在宅医療推進拠点を東埼玉病院内に設置することの検討。患者情報の共有について、どのようなやり方がいいのかの検討。在宅医療支援ベッドの確保・・・・・など。
お医者様は、ただでさえ忙しいのに在宅医療が入ってくることで、どれだけ負担が増えるのかといった不安や24時間365日拘束されるのかといった不安などが、アンケート調査によって課題としてみえてきた。
以前、全国の在宅医療を先進的に行っている医者の勉強会に参加しましたが、たとえば内科医、外科医、整形外科医など比較的近い医師がグループで在宅医療を受けているケースもありました。そうすると医師も休める、いなくても受け持ちの患者を任せられるという利点がある。
また昨年秋に行政視察でお邪魔した滋賀県守山市では、患者ごとに主治医と副主治医をおいて、医師の負担を軽くしていると言っていました。
平成30年から、介護保険制度地域支援事業包括的支援事業がはじまります。 少しずつですが体制ができつつあります。
一方、要支援の人を地域で支援するしくみ・・・・・これも作っていかなくてはいけません。
これは今までの訪問介護と通所介護を、一部は従来通りの予防給付事業でおこなうが、一部は訪問介護、通所介護について新しい総合事業サービスと位置付けます。訪問型サービス、通所型サービス、生活支援サービスがあり、多様な担い手、ミニディ、介護事業所などが受け皿となります。
国は、 「元気な高齢者が支援が必要な人を支援をするしくみ」 といいます。 ただし「ボランティアで」とも言います。
こっちの仕組み、受け皿も考えていかなくてはならないのです。
2016-02-18 00:13
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