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予算改革をはじめよう! の勉強会に参加

今日 13時から法政大学で開かれました
 市民と議員の条例づくり交流会議2008プレ企画の
 「予算改革をはじめよう!」 に参加してきました。

第1部は、前我孫子市長/ 中央学院客員教授  の福嶋浩彦さん の 「市民自冶と予算改革」の講演です。
 福嶋さんは、市議3期 の後 市長として3期勤め勇退されました。
以前から、福嶋さんのお話を聞きたいと思っていましたので、これが参加の目的でした。

私が、市の行政改革推進委員をしていた時、なんとか補助金の削減ができないかといろいろな実例を探していた時
我孫子市長として、福嶋さんが補助金を全て ゼロ にして、既得権益を廃止したことを知りました。
ゼロにした後、新たに補助金申請を受け付け、そして、補助金を出すかどうかを市民が審査したのです。
さらに、補助金を受けた団体は3年で、またゼロから見直されました。

今日の話は、
福嶋さんは、新規事業の予算の編成過程からホームページで公開したそうです。
庁内各部署からあがってくる新規事業の予算要求を重要度別にランクをつけて公開。
12月の段階では、207事業で、総額30,2億円。これをパブリックコメントにかけ、市民から意見をもらう。
4回のパブリックコメントを繰り返し、2月には最重要事業は、149事業、18,5億円に絞り込まれた。
この絞込みの過程をすべて公開しました。
市民は、優先順位やまちづくりの方向性を理解できるようになった。

また、職員の聖域といわれる、職員採用試験について、試験委員に民間人を入れたそうです。
おかげで、縁故採用がなくなり、市民感覚のある行政の決定ができたとのこと。

一貫して、福嶋さんは、
市民から出発する  市民自冶  を提唱されています。

① 地域の中で、市民ができるものは、自立して行う。
② できないものを補完して、行政が行う。  (税金を払って行政にやらせる)
※ 行政は、主権者である市民のコントロール下に置かれなければならない。
あらゆる分野に、日常的に市民が直接参加することが重要。

さらに、 自冶をリードするのが議会である。
そのためには、議員同士の自由討論が不可欠。  本会議で自由討論している議会が 17 あるそうです。

今の蓮田議会には、議員が自由に討論する場はありません。
何か、提案等したいときは、まず水面下で根回しをして、大半の、いえすべての合意をもらわないとできない みたいです。

私は、議会のインターネット動画配信や審議会での報酬の廃止や傍聴の市民が発言できることなどなど
提案していきたいのですが、提案の前に自由に意見交換する必要があります。

一歩、一歩  声を出していこうと思います。


 

   




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