SSブログ

12月議会、特別職の期末手当ベースアップ議案に反対しました

例年12月議会に、人事院勧告に伴う職員の給与と期末手当の増額議案が追加提出されます。

それに合わせ、市議会議員、市長、副市長、教育長の期末手当のベースアップ議案も提出されてきます。

本来、議員、市長、副市長、教育長の特別職の報酬については、特別職報酬等審議会を開催し、ベースアップの有無やベースアップの率について審議をしてもらうのが筋です。

蓮田市は、平成26年に特別職報酬等審議会を開催したのを最後に審議会を開いていません。

5年前の審議会の答申として、「市長。副市長、及び教育長並びに議会の議員の期末手当の額については、市職員の期末・勤勉手当の支給率に合わせて同率に改訂し、今年から適用することが適当である。なお、来年以降においても、市職員の期末・勤勉手当の支給率と同率とすることが適当である。」というお墨付きをいただいているからとしています。

私は、この2議案に対し質疑をしました。

【質疑】平成26年のこの答申の有効期限はいつまでか

【答弁】答申に有効期限はない。

【質疑】次回特別職報酬等審議会が開催されるのは、どのようなタイミングか

【答弁】場合によっては、開催することもある。


伝家の宝刀、もしくは水戸黄門の印籠のような、答申内容です。未来永劫生き続けるのでしょうか。

今回の特別職の期末手当のベースアップは、新潟市は特別職報酬等審議会を開催し、「据え置き」と答申。また県内13市は必ずしも職員の期末手当の率に連動していません。三郷市は12月議会からの引き上げではなく、来年度からの引き上げのようです。 ・・・・これらは先日近隣議員と勉強会を開催し、情報交換の中で情報をいただきました。


私は、特別職報酬等審議会を開催しないで、ベースアップ議案を出し続けることは不当。また特別職報酬等審議会の委員についても、市の審議会の常連と思しきメンバーで構成するのではなく、ひろく市民の声が届くよう委員会メンバーの公募に留意することを申し添え、反対討論としました。


nice!(0)  コメント(2) 

一般質問でわかったことで

12月11日から13日まで、12月議会一般質問が行われました。そこで分かったことをお伝えします。

1、民生・児童委員。11月から新たな委員になった。114地区のうち9地区が欠員。

2、自治員制度は、今年度で廃止。自治会に交付金を出す予定。

3、国指定史跡黒浜貝塚整備事業。用地買収費合計、19億9400万円。うち国費 15億9500万円、県費 7200万円、市 3億2700万円。整備費合計  5億4600万円。


nice!(0)  コメント(0) 

黒浜中学校長寿命化改修工事入札で質疑

今日は12月議会質疑の日でした。

私は、議案第75号に対して質疑しました。議案第75号は、今まで市の非常勤特別職として勤務していた職員を非常勤特別職から削除するというものです。地方公務員法や地方自治法の改正によって、非常勤の特別職は、専門的な知見を有する職のみとなり、厳格に規定されるようになりました。そのための改正です。

農家組合長、身体障がい者相談員、知的障がい者相談員は、職そのものがなくなるという答弁でした。

また条例改正で、非常勤特別職から削除する、その他の職については、会計年度任用職員に移行するとのこと。



また、同じ会派の福田議員が、黒浜中学校長寿命化改修工事入札について質疑しました。

黒浜中学校長寿命化改修工事入札の建設部門は入札の結果、岩崎工業が、7億983万円で落札しています。この契約を締結することに議会の議決をもとめる議案です。


福田議員の質疑①

この入札の入札参加資格要件は、事業所の所在地を、蓮田・白岡・伊奈・久喜  に限定しているが、4市町に限定した理由は何か? 何故さいたま市を入れていないのか?

【答弁】さいたま市を入れないのは、市内業者を育成するためと事業者の能力や成績を勘案した。


福田議員質疑②

同じ日に黒浜中学校長寿命化改修工事入札の電気部門の入札も行われている。こちらの入札参加資格要件は、蓮田・白岡・伊奈・久喜・さいたま市 となって、さいたま市が入っている。この入札参加資格要件を決定するのはどのような根拠で行っているのか?

【答弁】入札選定委員会で決めているので、根拠はわからない。入札選定委員会は秘密会議で、公開していない。



私のメモで記しているので、正確ではないかもしれませんが、

黒浜中学校長寿命化改修工事入札電気部門は、さいたま市を参加資格要件として入れているので、市内事業者を育成しなくても良い。市内事業者は、能力、成績が悪い!?

答弁から解釈するとこうなります。おかしくないですか?

建設の入札は、市内業者を育成するためと市内業者の能力や成績がいいので、さいたま市を入れない。

電気部門の入札は、市内業者を育成しなくていいので、また市内業者の能力や成績が悪いので、さいたま市を入れた。??



このように蓮田市では、入札選定委員会というブラックボックスの機関が、入札の参加資格要件を、意のままに 決めています。統一された基準とかはないようです。

福田議員と私の「初心の会」は、議案に反対しました。反対は、私たち2名のみでしたので、議案は賛成多数で通りました。




nice!(0)  コメント(3) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。