総務委員会視察
はじめて行政視察というものを体験しました。
スケジュール、先方との交渉、宿の予約など、議会事務局が全部やってくださいます。
おかげで、議員は、視察先の事前学習等に専念することができました。
岐阜県多治見市
平成13年にニセコ町のまちづくり基本条例の成立があって、平成14年に庁内で試案検討をはじめた。
平成15年に、全くの自由参加、自主的な市民研究会を発足。
議員、職員も市民として参加。
※ 委員を固定しないで、自由参加。1~2回参加した人から、全出席の人まで。
このやり方には、驚きました。
一部の市民だけが、係わるのではなく、多くの人に平等に参加の機会が与えられていて
とてもいい。
月2回の会議で、1年半かけた。
パブリックコメント・地区懇談会
平成17年9月議会に自冶体基本条例案提出 「継続審議」
平成18年3月議会 「審議未了廃案」
平成18年9月議会 市政基本条例 可決
平成19年1月1日 施行
まちづくり条例は、先進地のものを真似ただけではだめです。
また、行政が市民の意見を聞いてつくったものでは、だめです。
市民が まちの憲法にあたるものをつくる。
市政の主体は市民なのだから、市民が自分達のことと強い意欲を持つことが必要。
多治見市では、そのために講演会をもち、ニセコの条例を学び、多治見では何が必要か?
独自なもの、まちの特性・課題を分析
条文は、市民が語る文章になっています。
議会に対しては、
・ 議会は市民の信託に基づくもの
・ 市民の代表機関
・ 議員間の自由な討議
・ 市民参加の拡充
・ 調査活動と立法活動の拡充 を規定しています。
それを受け、議会は、議会改革・議会運営の条例制定に向け動き出したそうです。
岐阜県大垣市
さわやかみまもりネットについて
平成18年4月より、防災・防犯についてのメール配信サービスがはじまる。
・ 市役所からの情報と警察からの情報を市民に
・ 学校・保育園・幼稚園からの情報を保護者に
平成19年10月~ 大垣市メール配信サービスに移行。
項目は、防災・防犯を含む16項目があり、市民は知りたい情報を選んで登録する。
現在 安全・けいさつ情報登録者は1000人を越えた。
民間のメールシステムを利用したので、
初期 50万円
月 3万円の使用料だけ。
えっ! こんなに安くできるの?!
私は、パソコン詳しくないのですが、民間のメールサービスを使えば、できるんだ!
近隣の市では、メール配信は既に始まっています。
私は、警察のメールサービスに登録しているので、時々事件がメールで届きます。
小中学校のお母さん達は、学校から事件の手紙をもらうより、携帯のメールでもらったほうが、
早いし、また見ることでしょう。
費用は、安くできることがわかりました。
蓮田でも早い取り組みを、すすめたいところです。
滋賀県栗東市・湖南広域行政組合消防
広域消防について
滋賀県では、県の指導で広域消防を推進してきたので、現在全てが広域です。8地域。
市単独の消防は、ひとつもありません。
また、湖南地区同様、消防だけでなく、ゴミ処理等も含めた広域をやっている地域が4つあります。
湖南広域行政組合は、草津市、守山市、野洲市、栗東市で昭和45年がスタートです。
現在合計人口、30万、面積、206平方キロ。
消防は8分で現地に着く、救急車は5分で現地をめざして、人員、車両、分署の配置をしている。
本庁舎建設費 3億円に対し、
最新の消防司令システムを、4億9千万で入れたとの事。
携帯電話で通報があると、GPSで、即座に位置がわかり、一番近くにいる車両の手配が全て、
コンピューターでできます。
向こうの消防長さんから、何故広域消防をやらないのか?と逆に質問されてしまいました。
広域消防をすすめるための資料を沢山用意してくださり、いただいてきました。
また地域消防については、女性消防団を結成し、男子団員の減少を補っているとのことでした。
後方支援は、女性でも十分できる。
う~ん、なるほど。私は、消防は男性と思い込んでいました。
関西って、結構合理的なんですよ。
、
まだまだ、全て伝え切れていませんが
資料をさらに検討し、今後に活かしていきたいと思います。
行かせていただいてありがとうございました。
最後に、
股関節の手術をした母は、まだ一週間しかたっていないのに、リハビリに励んでいました。
すごい!
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