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9月議会終わりました。一般質問の報告をします

30日に9月議会が閉会しました。私は、全ての議案に賛成をしました。

30日午後には、一般質問を録音したカセットテープを事務局でお借りをして、自分のところのテープを聞きました。蓮田市議会はいまだに、議会中継を行っていない。議事録作成のためにカセットテープで録音している。のですが、カセットテープの録音はいつまでできるのでしょうか?カセットテープがもう手に入らないと聞いたことがあります。

私の一般質問は、3項目。

1、西口再開発ビル公益施設について

【質問】駅前の活性化には、ビル1階の商業施設だけではなく、2階の公益施設の内容が重要だ。蓮田市民だけではなく、他市からも人が流れてくるような施設、若者が利用できる施設にする必要があるのでは。

【部長答弁】ビルは27階建でランドマークになる。商業施設やマンション居住で230世帯が増え、にぎわいが創出され、西口の再生になると考えている。賑わいと交流の新しい拠点になる。

【質問】市が考えている公益施設(市の連絡所・大小会議室4室・子育て交流スペース)では、一日の利用者は何人と見込んでいるか。そのうち他市からの利用者は何人か。

【部長答弁】具体的な想定は行っていない。中央公民館の部屋スペースは580㎡、西口ビルは850㎡だから、会議室面積は決して小さくはない。西口ビルは、廊下等の供用スペースを入れると1300㎡になる。

【質問】西口ビルは、今までの流れを継承していると言いながら、なぜセキスイの時2000㎡だったものが、今回1300㎡になったのか。2000㎡ではないのか。市民は公益施設に様々な要望を持っている。せっかく作るのだから、多くの人が利用できる施設にすべき。

【市長答弁】庁内会議で決定した。

【質問】西口ビル建設のための用地は、市民の税金100億円を借金をしないで投入してきた。多少の借入をしてでも、他市からも人が呼べる施設にできないか。

【市長答弁】今の段階で、公益施設の在り方から議論するのは不可能。

・・・・・・残念ながら、公益施設について市の考えをくつがえすことはできないようです。東口の中央公民館に対し、西口にも公民館的機能が入ります。会議室の全体面積は中央公民館より広いようですね。蓮田市は市民活動が盛んだから会議室は必要ですが、蓮田市民しか利用しませんね。私はせっかく駅前に造るのだから他市からも人が呼べる部屋づくりにしたり、子育ての人だけではなく、高齢者も障がい者も集える施設ができれば、よりにぎわいが生まれると考えています。


2、事業評価の導入と活用について

事業評価とは、市が行っている全ての事業について、1~2枚のシートにまとめ、目的や事業費、進捗状況、評価などをまとめたものです。ほとんどのまちでHPで公開されています。

【質問】導入の目的と現状は。


【部長答弁】限られた財源を有効に活用し、最大限の住民サービスを行うため、効率的な事業運営に取り組むことを目的に、年間を通じて1枚のシートでPDCAマネジメントを行っている。

【質問】第5次行政改革の中に行政評価システムの活用が入っていて、その評価が「一部達成」になっている。 理由は。


【部長答弁】外部評価・・・・・・・外部からの評価といった視点をいれるしくみが検討されたがそこが未達成ということ。他市では、一般的に公認会計士を入れたり、外部評価委員会を設置しているが、そこまでは考えていない。議会や行政改革審議会で評価をしていただくことを考えている。


【質問】蓮田市のシートでも、4月7月10月3月に進捗状況を記入するようになっている。今24年度の決算を行っているが、25年度7月の進捗状況があれば事業の拡大や縮小などの提案を26年度に活かすことができるようになる。次年度予算編成に活かすしくみにできないか。


【部長答弁】そのとおり。内部では、26年度予算に向けた参考として進行管理している。


【質問】他市の場合、事務事業評価・行政評価はすべてHPで公開されているが、蓮田市はいまだに非公開である。事務事業評価に関する行革の目標の中に「市民に向けての説明責任を果たすため、行政評価を活用する」とあることからも、公開すべきではないか。


【部長答弁】現在評価シートの中に個人情報があったりで、公開については研究し、そういう方向で検討する。


・・・・・・・・他市で全て公開のものが蓮田市は非公開なんておかしいですよね。さすが埼玉県の中で情報公開度が最下位のまちです。でも公開の方向に進んでいくことを部長が約束してくれたので2年後ぐらいにはなるでしょうか。他市では当たり前のようにこの事業評価シートは決算の時に提出されていて議会が審議に使っているんですよ。


3、財務諸表等の財務・財政情報の活用について

【質問】様々な財政情報が公表されているが、提出時期はばらばら、数字のみの公開で、とてもわかりにくい。 総合振興計画の中にも「わかりやすい財政情報の公表」という政策目標があり、また行政改革の中では、「わかりやすい財政情報の公表」が達成したことになっている。達成とした根拠は何か。


【部長答弁】HPで様々な情報を載せている。また広報紙では、一般家庭になぞらえて解説したりとわかりやすくしたつもり。十分かどうかはわからないが、市としては達成したと考えた。


【質問】発信する側である市は達成したと考えたかもしれないが、受け手である市民は、わかりやすかったと思ったかどうか。市民からの声は届いているか。


【部長答弁】そういう声はない。批判の声もない。今後改善を進めていく。


【質問】和光市、伊丹市、小松島市、大府市などでは、単に数字を公開するだけではなく、詳しい分析や解説も載せている。子ども向けに作成しているところもある。蓮田市でもお金をかけずに市民も交えた財政分析検討会議のようなものを設置したらどうか。市民に呼び掛けたらどうか。


【部長答弁】情報量が膨大である。引き続き考える。


・・・・・・・・・積極的に財政情報を解説したり、分析したりすることはやらないということでしょうか。でも「わかりやすく」する努力は継続してくれると思います。財政情報は質・量が膨大ですが、私もさらに読み取っていけるよう職員さんに教わりながら、また皆様にも伝えて行けるよう頑張りたいと思います。
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