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地方自冶経営学会で勉強してきました

13,14日は、一日中 明治大学アカデミーホールで開催された、地方自冶経営学会で勉強してきました。この学会は、講師が毎年、まさに時の人を呼んでくださるので、議員になってから毎年参加しています。今年は参加者が多く、2階まで参加者で埋め尽くされていました。蓮田市からの参加は、私の属する会派の三人だけでした。

学会の会長は、前鳥取県知事の片山 善博さんです。おだやかで、的を得た発言をされる方で、尊敬しています。

今回のテーマーは、「政権交代で日本の政治、行政はどう変わったか  地域主権、事業仕分け、地方議会、超高齢社会」でした。

一日目の午前は、パネルデスカッション。 「政権交代で日本の政治はどう変わるか、地方自冶はどう変わるか、地域主権はどう進むか、地方は、これにどう取り組むか、対応していくか」

司会 片山 善博、パネラー 内閣総理大臣補佐官 逢坂 誠二、朝日新聞論説委員 坪井 ゆづる、北海道大学 山口 二郎、伊万里市議員 盛 泰子。

鳩山内閣の言う、「新しい公共」のとらえ方や、地域主権改革の目的、政権交代して良かったこと等を伺いました。
伊万里市議の盛さんからは、議会改革のできている所といまだに眠っている議会と差が開いていること。地域のことは地域で決めるというが、議会はどうやって決めるのか、議会が受け皿となりうるのか?との疑問が投げかけられました。

午後の一番は、白鴎大学の福岡 政行先生 「次の参議院選に向けてこれからの政局の動向を読む」

次に 総務省自冶行政局長 久元 喜造さん 「地域主権改革の現状と課題」

河村 たかし 名古屋市長の「長と地方議会、名古屋市議会にみる激突と調整、私はこう取り組んだ」

飯尾 潤 政策研究大学院教授 「政権交代は、国ー地方関係を含む、国家構造の転機につながるか」

名古屋のことも気になりますが・・・・民主党に政権交代して、今までとは違った場面も出てきましたよね。 事業仕分けに見られるように、今まで隠れていた予算のしくみが目に見えるようになってきた。しかし、問題としては、政権交代は目的ではなく、手段であって、政権交代して何をやるのか、政治主導で何をするのか、目的がないのが問題です。

もう少し、見守ることが必要でしょうか?

二日目の今日は、午前中 パネルディスカッション 「事業仕分け、その評価」  司会 片山 善博、パネラー  枝野 幸男 行政刷新大臣、河野 太郎 衆議院議員、福島 浩彦 前安孫子市長、青山 彰久 読売新聞編集委員。

枝野さんは、閣議が9時に終わったので、駆けつけられましたとのこと。事業仕分けで、ムダを生み出すしくみにメスをいれる基準を作り、今後は各省で仕分け作業をやってもらうつもりと話されていました。河野太郎さんも、自民党の中で、ムダ撲滅チームとして、早くから事業仕分けに取り組んでおられましたが、仕分けをしてわかったことは、いかにいいかげんに予算がついていたか
福島さんは、今回民間の仕分け人として国の事業仕分けにかかわっておられますが、地方自冶体の事業仕分けにどの事業をだすか、民間の外部の目で選ぶことが重要だと話されました。富士見市も千葉市もそのように取り組んで、より市民参加型の事業仕分けに進化しているとのことでした。
青山さんからは、仕分けてみて、よくこんな予算が通っていたと驚く、チェック機能がはたらいていないと厳しい指摘がありました。

午後は、「超高齢社会、その激震と大波」 司会 坂田 期雄 西九州大学客員教授、服部 万里子 立教大学教授、小宮 英美 NHKチーフプロデューサー、沖藤 典子 ノンフィクション作家。

最後に、事例発表として、「高松丸亀町商店街、シャッター通りから生き返り」 丸亀町商店街振興組合理事長  古川 康造さんのお話をききました。

今回、参加者の中に、いろんな勉強会でご一緒したお顔をたくさん見つけ、交流を深めました。近況を報告しあい、新しい情報もいただきました。 議員として、まだまだ研鑽を積まなくてはなりませんね。
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