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「初心の会」は、行政の附属機関の委員になることを辞退しました!

13日、本会議後全員協議会が開催されました。議題は、執行部からの委員会付託を省略した人事議案の説明と、議会側の連絡事項でした。

この中で、「附属機関等の委員について」という議題があり、議長から ・各会派から提出された議員の「入りたい審議会や委員会のアンケート」を受けて、議長が20名の議員に委員を割り振った旨の連絡がありました。

私と福田議員で構成する「初心の会」は、法令等で議員の参加が規定されている「都市計画審議会」を希望し、他は辞退するとアンケート提出時に議長にお伝えしていましたが、

私も福田議員も、都市計画審議会ではなく、他の委員会が割り振られていたので、私は挙手をし、辞退した旨の確認をしました。議長から「たくさんの委員会があって大変なんだから、協力してください。」「湯谷さんには、住まいの近くに関係した委員会をあてましたよ。」と。

私は、行政の附属機関は、執行部の諮問的な性格を有し、政策立案の過程に議会議員も参加することになり、二元代表制から考えてもふさわしくないこと。また、今まで外からの講師を招いて研修を行ってきた、議会研修の講師の先生からも、「附属機関の委員に議員が入るのは、だめですよ。議員さんたち頑張ってください。」と激励されたことを説明し、再度辞退の意思を伝えました。

福田議員からも「委員会に議員が入るとする根拠は何か? どこかに書いてあるのか?」と質問が。

議長からは、「今までずーとそうしてきたから」との答えが返ってきましたが、納得できるものではないので、辞退の意思を伝え、了承していただきました。

蓮田市附属機関等の管理に関する要綱には、

附属機関の委員の選任は、法令に定めがある場合を除き、各界各層から広く人材を起用すること。女性の積極的登用を図る。委員の一部を公募する。等々が決められていて、具体的には各委員会ごとに委員の人数等を条例で定めています。

委員会委員として、学識経験者の枠があるのですが、この学識経験者として議員が参加しているのです。本来の趣旨どおり、学識経験者としての専門家に入っていただくのが本来の姿です。

また、附属機関の多くの委員は、特別職として会議に参加するごとに報酬が支給されます。1回の会議の出席に、6200円です。議員の場合も、もちろん支払われています。

私も今までは、一人会派だったこともあり、附属機関の委員になることはおかしいと思いながらも、行動に移すことができなかったのですが、今回は強い仲間ができたので、行動をおこしました。私が委員として受け取った報酬は毎年、ユニセフや国境なき医師団等の活動に寄付していました。

また私は、毎年12月議会で市長提案される、職員の給与を上げるときに一緒に市長、教育長、議員の報酬を上げる議案についても、たった一人反対しているので、この部分の報酬も寄付させていただいています。

他市の議会では、議会として「附属機関の委員に就任しないものとする」という決議をしています。


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