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酒田市で発達支援室の運営状況を視察

酒田市では平成19年度までは、乳幼児健診後の要フォロー児、また園からの相談に対し、児童課の家庭児童相談員、健康課の保健師が市立保育園への訪問を実施していましたが、

平成20年度の機構改革により、障がいに対する行政サービスを福祉課で統一した。福祉課発達障がい児支援事業として保育園、幼稚園、認可外保育所への訪問を実施。精神保健福祉士<、臨床心理士、家庭相談員、保健師による。/span> その後、平成23年度に、福祉課に発達支援室を開設。臨床心理士、精神保健福祉士、社会福祉士。 早期の気づきと支援が重要。1歳6か月児検診後から関わり始める。発達特性の気づきへの促し。経過を細かく見守るため、療育や受診の同行、電話や面接によるフォローなど支援を途切れさせない。 一生涯ににわたる支援を目指している。 主な活動は、 1、保育園、幼稚園など全幼児に対し園訪問。 2、相談会やあそびの教室の開催。相談事業。 3、 発達特性の理解と支援を拡充するための、研究会の開催。特別支援コーディネーター養成講座開催や、コーディネーター連絡会議。  4、通所施設である、児童発達支援センター入所への移行支援。 5、ペアレントトレーニングの開催。家庭での関わり方を体験学習する。1クール5回。 6、保護者や当事者への支援として、啓発講演会や研修の開催。 7、連携による切れ目のない発達支援として、ネットワーク会議や関係担当者会議。 8、 小学校へ引継ぎ支援。 9、外部機関との連携。こども医療療育センター、保健所、特別支援学校、小中学校、就労機関、福祉サービス事業所などと、情報交換やつなぎ支援を行う。  とにかく、いつでも、だれでも、発達特性を早期に気づかせてもらえる。その後助言、相談等専門的なアドバイスを受けられる。 ひとりひとりに寄り添った支援が継続しておこなわれていました!! ここにくるまで、先進市を視察問したこと。生涯にわたりライフステージに応じた支援体制を構築するためには、専門部署を設けることが必要と考え、福祉課に発達支援室を開設したということ。 大いにお手本となる支援が行われていると感じました。 一歩一歩わが町でも前進させていきたいものです。 頑張ります!!
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新庄市で教育相談室の運営について視察

視察2日目は新庄市で、教育相談室の運営をしさつです。

新庄市は昭和35年には、人口が43,550人でしが、現在は36000人です。夜の街に食事に出ましたが、かつての繁華街らしき街区はネオンが消えていて、街灯も心なしか薄暗く感じました。

蓮田市でも教育相談業務は実施しています。相談と適応指導教室は連携していますが、一応は別の方がやっている。新庄市では相談担当を適応指導教室の先生3名が行っていることでした。

学校に登校できないお子さんが通級する適応指導教室は、蓮田市同様市内に1校。主に中学生10名ほどが通っているそうです。常勤の先生3名は、全員元学校の先生。教科の勉強と体験活動をメインに活動し、市のマイクロバスで畑に移動したり、職場体験に出かけたりしているそうです。

特に「土と太陽は子どもを育てる!!」と自信をもった力強いお話でした。

新庄市の特徴として、高校在籍中、または中退後のや相談や自立支援、学び直しのための学習支援を行っているのは、素晴らしいですね。数としては多くないようですが、適応指導教室の卒業生が訪れるようです。

また、中学卒業後の若者の引きこもり等の相談・支援は、若者社会参加支援相談員が教育委員会社会教育課の中に1名おられるとのこと。

蓮田市の現状は、中学卒業後の若者等の引きこもりに対する相談支援の体制は、いまだにちゃんとしたものはできていないですね。埼玉県が行っている相談・支援機関はあります。

私としては、目下、引きこもり傾向にある方、保護者が集まれる場づくりを保護者の方と一緒に模索し始めています。


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山形県村山市で子育て支援の視察

山形県村山市の人口は、昭和22年には42,777人でしたが、現在は24,561人まで減少してしまいました。


そこでまちの喫緊の課題が、人口減少をくいとめること!!

現市長は未来に投資をする。子育て世代に残ってもらう。移住を増やす。様々な政策を打っています。

1、県内初の新生児聴覚検査費用3500円の助成。 2、赤ちゃん応援ギフト、3000円。 3、1人目からの保育料半額!  4、第3子以降の子どもに対し、児童手当を年額9万円プラス。 5、小中学生の学習の無料サポート。  6、県内初の中学2年生で、ピロリ菌抗体検査と除去治療費の無料。 7、中学3年生までの医療費無料。 8、高校、大学進学に給付型奨学金。  9、転入者に家賃年間10万円補助。 10、新築住宅の設計費 150万円助成。 11、新築、中古、土地購入に最大150万円補助。

中には、支給の条件もありますが、やれることは全部やる・・・・という意気込みが感じられました。

しかし、いまだに目に見える人口増加は残念ながら見られないそうです。

近隣他市も同じような政策を出してくるので、村山市の独自性が目立たない・・・・という悩みを抱えていました。

日本全国どこのまちも、人口減の課題を抱え、若い子育て世代を取り込もうとしています。子育て世代という限られたパイを、奪い合っているのです。

子育て世代が、魅力と感じる政策を打ち立てる・・・これだ!という特効薬はないのでしょうか。様々な要因が重なり合ってかな。

まず、働く場。住んでいて楽しいおしゃれなまち? 公共施設の充実?  公共サービスの充実?

各自治体が知恵を絞りあう・・・・

視察の後市内を案内していただいたのですが、病児保育をやっていたり、学童は公設民営とか。それでも、中心市街地の学校は生徒がいますが、周辺地域は過疎化していて、学校の統廃合がすすみ、スクールバスを出しているとか。

人口減少という大きな波に対し、必死な取り組みを感じました!他人ごとでは、ありません!!








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