SSブログ

市民と議員の条例づくり交流会議2008

この26日、27日と
私がまだ議員になる前にも参加していた、市民と議員の条例づくり交流会議に参加してきました。
今年も北は北海道から、南は鹿児島まで、500名の市民や議員、大学生、大学の先生が集いました。

26日は、
「全国自冶体議会の運営に関する実態調査2008概要報告」  が跡見学園女子大学の長野 基先生からありました。
全国の1858の議会にアンケートを出して、回収率は81,6% 1517議会。
 ○ 約44%の議会で議会改革に向けた特別な体制がとられている。
 ○ 議会基本条例は17議会で制定済み、4議会が制定予定、125議会が制定に向け検討中。
 ○ 一般質問の一問一答方式は、46,4%の議会で導入。
 ○ 市民参加については、73,4%の議会でたとえ希望しても請願代表者が直接議員に説明することが認められていない。
 ○ 外国では、傍聴者に発言の機会を与える場面がしばしば見られるが、今回の調査では傍聴者の発言を認めているのは2議会のみ
 ○ 議会として市民と直接対話する機会を設けているのは130議会。議会として市民と議論する機会を設けているのは165議会。
 ○ 議員個人の議会での賛否を、86,0%の議会が公開していない。

このアンケートに協力した朝日新聞の菅沼さんは、
 『議会の常識は、外の常識と違う』 と感想を述べておられました。

※ 蓮田市議会も回答してくださったのかなぁ? 大変なアンケートでした。事務局さん、ありがとうございました。

その後議会改革を断行された、三重県議会と島根県邑南町の報告・東京大学名誉教授の大森先生や元我孫子市長の福嶋さんの助言を聞きました。

 ○ 住民に軸足をおいた議会活動をすべき
 ○ 改革派の議員は最初は少数だったけれど、あきらめずに説得を続けた。
 ○ (大森先生) 今回自冶法を改正したので、臨時議会を開いて条例及び委員会規則の改正にとりかかること。
 ○ 公選の首長に退職金を出すのは、地方自冶法に違反していておかしい。
 ○ 地域の中に豊かな自冶を作っていくには、議会の活動自身の中に市民参加を求めることが必要。 などなど。

今日は一日、「財政健全化法で、決算が変わる?変えられる?」 とのテーマーで
 三重県議会と多摩市議会の報告を中心に公認会計士の先生も交えて研修しました。

内容が盛りだくさんで、まだ消化できていませんが、私自身の骨や肉になるようじっくり味わいます。

参加していた議員は、みな議会では少数派。ほとんど私のように一人参加です。
でも知った顔にたくさん出会いました。
この一年でたくさんの仲間ができました。

ところで、元我孫子市長の福嶋さんを招いての勉強会をします。

  8月8日 13:30~15:30
        JR中浦和 生活クラブ本部2階会議室 
  主催 埼玉県市民ネットワーク

参加おまちしています。





nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。